木版画 おもしろ話
ここに伝統木版画で使う、少々傾斜のついた摺り台があります。

では問題です。
摺り師さんは、A と B どちらに座って作業をするのでしょうか?
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答えはBです。 通常、摺り師さんはあぐらをかいて作業しますが、Bの位置の様に奥が低い摺り台を使っています。 上半身の体重を自然に乗せることができるこの姿勢の方が、摺るのに楽なのです。 |
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では次に、摺り台の先端をクローズアップしてみましょう。
図を見ると、摺り台の先端は長い釘を畳に打ち付けています。 台がずれたり揺れたりしないように、つまり安心して力を込めやい状態にするための工夫の一例です。 一見、力を入れていないで摺っているように見える摺り師さん、無駄の無い自然な力の入れ方をしている為にそう写りますが、場合によっては、左手で摺り台の天板を下から持ち上げるようにして、思いっきり力を入れながら摺ります。 (B図の人の左手に注目) |